1)皮下免疫療法: |
花粉のエキスを微量ずつ注射して、アレルギー反応を起こしにくくする方法で、根本治療ですが、効果判定には2年くらいかかり、この間注射に通う必要があります。 |
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2)初期療法: |
最近よく行われ効果が認められている方法です。花粉飛散前から内服薬や点鼻薬を投与しておくと、花粉が飛散しても症状が軽くてすみます。 |
3)対症療法: |
花粉が飛散して症状が出てから内服薬や点鼻薬、点眼薬で治療します。 |
4)レーザー治療: |
花粉飛散前にレーザーで鼻の粘膜を焼き、アレルギーの反応を起こしにくくします。鼻づまりには比較的効果があります。 |
5)舌下免疫療法: |
これは1)の皮下注射による免疫療法のエキスを舌下に含むことで、皮下注射の効果とほぼ同じ有効性が認められ注射に変わる治療として行われるようになりました。以前に比較したら症状が軽く済んだという方がいらっしゃいました。ただ、花粉飛散中に治療を開始してはならないという取り決めがあるので、1月中の開始が必要となります。家で服用するために、副作用が起こった時の対応を患者さんにもしっかり認識していただく必要があり、説明を聞いて十分納得していただいた上で処方することになります。希望される方は御相談ください。 |